【CAD】CADオペレーターの仕事 実際に働いてみて思ったメリットデメリット

12/09/2019

CAD

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CADオペレーターとは


CADオペレーターという仕事を知っていますか?
一言にCADオペレーターといっても実際はかなり内容は違います

私も社員時代に一時期CADオペレーターの仕事をしていました

今回はCADオペレーターの仕事について実際に働いてわかったメリットデメリットやどんな人が向いているかを紹介します

仕事内容


CADオペレーターは基本的に設計はせずに図面を描く仕事です

設計者の意図を理解し図面を作成していきます
AutoCAD等の二次元図面を作成する仕事が一般的でしょうか

私は三次元CADを使い図面を作成する仕事でした
古い二次元図面を三次元CADで図面を作成しなおすという地味な仕事です

全く同じように図面を作成するのではなく
古い図面は規格も古いものを使用しているため新しい規格に直したり
より分かりやすい図面になるように修正します

そのため意外と神経を使いました
ただなぞればいいわけではありません



CADオペレーターのメリット


この仕事のメリットは何といってもCADの技術が身につくことです

毎日CADを使っているわけですからどんどん上達します

CADのことをただの道具という人がいますが、ただの道具ではありません
もはや自分の体の一部のように感じます
そのくらいCADのことを使いこなしたいです

また、残業が少ないことも特徴です
仕事内容にもよるかと思いますが、私が行った仕事は月のノルマが一応ありますが基本的に残業はせずに帰れました

仕事はできるだけしたくない私にはあっていましたね

CADオペレーターのデメリット


デメリットは同じ作業を延々しなければならない点です

始めのうちはCADの操作が上達していくので面白いこともありますが
だんだんと業務を行っていくと毎日がほんとに単純作業になります

規格をいちいち調べるのもほんとにめんどくさかったですね


また、CADの技術は上がりますが設計の技術は上がりません
やはりモノづくりをする技術者としては自分の作品を作りたいなと思いました

ただ技術者になっても自分の作りたい作品は作れませんでしたが…

それにCADオペレーターは技術者から下に見られている風潮がある気がします
技術屋は古い考えの人が多いですからね…



この仕事に向いている人


メリットデメリットはこんな感じです
これから技術者になりたいという方は、CADの技術が身に着けることができステップアップにもなるかと思います
手に職をつけたい方も間違いなくCADの技術は上がるでしょう

単純作業になりがちなので、その作業に抵抗がなければかなりおすすめな仕事です



まとめ


今回はCADオペレーターの仕事について紹介しました

実際に働いてみてCADの技術は本当に身に付きました
CADの資格である三次元CAD利用者試験にも1級に受かるほどです

CADが使えれば設計士にもなりやすいと思います
設計の求人を見てみるとCADが使えた方が優遇すると書いてある会社もありますからね

実際に図面を理解できるかどうかは大きいです
自分だったらもっといい図面を描きたいと思うと楽しくなるかもしれません

CAD好きにはたまらない仕事ですよ!

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CAD日和 / CADデザイナー

 三次元CADのFusion360やSolidWorksなどの操作やデザイン作成の紹介、3Dプリンターや機械設計について書いてます。

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