1級満点合格者が教える 3次元CAD利用技術者試験のコツ
今回は3次元CAD利用技術者試験について書いていきます
私もこの試験を受けて1級を合格することができました
合格時の正解率は100%を達成できてかなりCADの自信が持てました
今回はこの試験を受ける際のコツなど合格するために私が行った方法を紹介します
3次元CAD利用技術者試験とは
この資格は国家資格ではありませんが、CAD関連の資格ではかなり有名な資格だと思います概要は公式HPをご覧ください↓
結構お金がかかるのでできるだけ1回で合格したいですね
2級の対策
この試験の一番の難関は2級です準1級からは実技の試験なので普段CADを使っている人ならある程度はできるかと思いますが、そこにたどり着くためには筆記試験の2級に合格しなければなりません
2級に合格することはとにかく過去問をやりまくるしかないかと思います
CADの歴史や略語など範囲が広いので過去問で覚えていくしかないと思います
私も販売されている公式参考書を1冊購入し何往復も解きました
何回もやっていると自分の苦手なジャンルがわかるのでそこを重点的に勉強しました
それでも合格点ギリギリだったので2級が鬼門ですね
リンク
準1級の対策
私の場合2級と同時に受験しました午前筆記試験の2級、午後が準1級という感じの時間割
準1級からは実技の試験のためCAD操作技術が求められます
これも公式参考書に乗っている問題を繰り返し練習しました
リンク
実技なので普段からCADを使っている人なら準1級はそこまで難易度は高くないと思います
過去問を何回かすれば問題の答え方もわかるので、後は操作のスピードを上げていくだけです
無料でネット上に公開されているサンプル問題もしておくといいですね
→過去問サンプル
1級の対策
準1級との違いは問題数が増えて各問題の時間が少なるなることですとにかく時間との戦いになります
私は3年くらい業務で使用している段階で試験を受けましたが、終了ギリギリで最後の問題が終わりました
いつもなら一回作成した後見直しをするのですが、一切できずに終わってしまい満点が取れたのは運がよかったです
準1級よりは問題も分かれてレベルが上がり、さらに問題数も多くなっています
とにかくスピード勝負になるので練習あるのみですかね
使用するコマンドを開始する前に使いやすい位置に配置すると効率が良くなると思います
オススメのコマンド
覚えておくと試験に役立つコマンドを紹介・球
球体をスケッチから作ると意外に手間がかかるのでこのコマンドは有利です
・面の作成
何かと面を作成する機会があります
・測定
問題の解答に距離や面積を図るのでこのコマンドの使い方は入念に
Fusion360のコマンドでしたらこちらを参考にどうぞ↓
まとめ
今回は3次元CAD利用技術者試験に合格するコツを紹介しました
CADを使っていて自分のレベルがどれくらいあるのか知ることができ、自信にもなるかと思います
とにかく2級に合格するかがカギです
普段使わない言葉を覚える必要があるので根気強く過去問をするしかないと思いますね
2級に合格できれば準1級は比較的簡単に合格できるかなと思います
ただし、この資格ですが実際に業務で使えたり就活で使えるかは未知数です
業務ではあまり使わないコマンドや作り方です
また、就活時に面接でアピールしようにも、面接官はこの資格について知らない人がかなりいます
設計開発の会社でも知らない人が結構います
自分の実力を測るのには使えるかなという感じですかね